「座る」とは、腹筋と背筋できちんとバランスをとり、姿勢を保持した状態。すなわち、私たちがいすに座った姿勢=「端座位」をいいます。
一般的に「座る」ことには、次の効果があるといわれています。
1.
覚醒中枢である脳幹網様体の刺激⇒脳の活発化⇒ボケないための大切な要素
2.
寝たきりの失禁対策は「起こすこと」⇒排泄が自立できなくなって痴呆がすすむ
3.
事動作の自立促進(口唇〜喉頭までを水平に)⇒肺炎の7割を占める 「誤えん性肺炎」の予防 ※特に呼吸機能がおちている場合に食塊の残りが肺に入って炎症を起こす
4.
1日3回、各1時間「座る」⇒じょくそう予防・治療(寝て当たるところは座ると当たらない可能性が高い)
5.
定期的に座ることで、血液の循環がよくなる⇒正常な血圧・脈拍
「車いす」で、特に高齢者向けに多いのが「標準型車いす」。1台1サイズなので、使う方が車いすのサイズに合わせているのが現状。
そのため本来、ADLを維持・改善し自立を促進するためや、QOLの面からより楽に食事をとったり移動の自由を確保したりするための「車いす」が、かえってさまざまな悪影響を及ぼしている場合があります。
これは、身長170cm位の方に合うサイズ。一般の人には座幅が広すぎ、座奥行が長すぎる。⇒「すべり座り」「斜め座り」になる。
半分に折りたためるためだけの理由から使用されている。屋外のキャンプぐらいにしか使われない。⇒「座り心地が悪い」「座位が不安定」「脊柱の側湾曲」
⇒「肩がこる」「首が緊張する」
⇒「移乗・介助がしにくい」
⇒「移乗・介助がしにくい」
⇒「床に足が届かない」「乗り降りが不安定」
残存能力を最大限に活かしながら、座位姿勢を保持でき、長時間座っていても疲れない機能。
車いすからさまざまな所に乗り移り、また車いすに戻る
動作がスムーズにできる機能。
前に進む、方向を変えるなどの動作がスムーズにできる機能。
座る能力が低下しているご高齢の方が「体に合わない車いす」を使い続けると、座り心地が良くないだけでなく、
背中の曲がり、背や腰、首の痛み、じょくそうの発生や内臓障害
につながることもあります。
・
座り心地の低下、
じょくそうの発生
、そして車いすからの転落が起こります。
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背中が丸くなり、背や腰、首が痛くなります。
・
股関節が曲がらなくなり、背を起こしにくくなって介助者の負担を増大させます。
・
膝がだんだん曲がってしまいます。
・
背中が曲がって、背や腰が痛くなります。
(関節の拘縮・肩こり)
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・常に腕で身体を支えるため食事や車いすの操作に影響します。
・
偏った体重がかかり、座り心地が悪くなり、
じょくそうの原因にもなります。