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福祉リフォーム事例集
住まい総合:4.  車いすのまま家事ができるようにキッチン・水まわりを改善
住環境改善のポイント


車いすで家事がしやすいキッチンにしたい
  ⇒家事動線を考えた段差解消、車いす対応の設備
    の導入

浴室で介助できるようにしたい
  ⇒浴槽の取替え、出入口段差の解消

汲み取り式の和式トイレを広くし、介助できるように
  したい

  ⇒簡易水洗の洋式トイレへの取替え、スペース確保

車いすで外出できるようにしたい
  ⇒段差解消機の設置、引き違い戸を親子ドアに取替え
本人の状況

63歳・女性
脳血管疾患(右半身まひ)
言語障害
屋内・屋外で車いす使用


公的補助の活用

●介護保険  180,000円


少しずつ家事に挑戦。そんな意欲を高めるキッチンに

 右半身まひになられた奥様が退院される時期に合わせ、車いすで生活できる住まいにしたいと、ご主人様より依頼を受けました。キッチン、トイレ、浴室といった水まわりの出入口は狭く、段差があり、車いすでは行き来できない状態。ご夫婦お二人での生活のため、家事は奥様がされていたので、「少しでも家事ができた方が、妻も生活にハリができるのでは‥」とご主人様。

 そこで車いすでも使える水まわりに改善されました。家事は全くできなくなると思っていた奥様ですが、徐々に家事をされるようになってきました。


キッチンリフォーム前

車いすでは動きにくい スペース

キッチンリフォーム後


土間スペースをかさ上げし、 シンク下に足が入り、車いすのままでも調理しやすい設備に。

キッチンに洗濯機も設置して、さらに家事がしやすい配慮を。









浴室リフォーム前 浴室リフォーム後
段差があり、狭い出入口。

出入口の段差をなくし、折戸に取替。開口部を広げることで、車いすでも入りやすく。

キッチンから間仕切りも段差もなく、車いすでも移動しやすくしました。




車いすに座ったまま、自分の顔が見えるこの鏡がお気に入り

 トイレや浴室も、車いすでアプローチでき、介助できるスペースをしっかり確保。トイレタンクの上には鏡をつけ、身だしなみを整えられる配慮も。「車いすに座っているから、今までの鏡では自分の顔が見えないの。でも、この鏡なら大丈夫」と奥様が笑顔でおっしゃいました。

 車いすでの生活となった奥様が、家事を少しでもしようという意欲を持つようになられたのも、ご主人様の思いやりがあるからこそ。奥様もその思いに応えようとされています。


トイレリフォーム前

汲取式の和式便器に据置台を使用。車いすでのアプローチができない広さ。

トイレリフォーム後


段差をなくし、車いすで便器横まで近づける広さに。
介助できるスペースも確保。

トイレタンクの上の低い位置に鏡を設置。車いすに座ったまま、顔が見えます。






内玄関リフォーム前 内玄関リフォーム後
乗り越えるのが大変な高い框(かまち)。


段差解消機の設置で、外出時の介助の負担を軽減。

車いすでの出入りがしやすいように、玄関の開口幅も広げました。


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