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福祉リフォーム事例集
住まい総合:3.入浴の介助も私たちの手で。家族のつながりを深めた浴室の新設
住環境改善のポイント


自宅で入浴できるようにしたい
  ⇒浴室を新設(玄関脇の物置スペースを改修)
  ⇒寝室から移動しやすい位置に設置

和式トイレから洋式トイレに替えたい
  ⇒洋式便器への取替え
  ⇒手すりの設置

外出しやすい玄関にしたい
  ⇒手すりの設置
本人の状況
83歳・女性
要介護度3
脳血管疾患・歩行困難・
軽度の言語障害
屋内・屋外でシルバーカー・
車いすを使用


公的補助の活用
●介護保険  131,310円
●助成金    491,260円

「自分でお風呂に入るわ」無口な妻がそう言った時の笑顔が忘れられません

 「わが家に浴室があれば、妻をゆっくり私の手で入浴させてあげられるのに‥」そんなご主人様のご要望で、浴室の新設を計画しました。ただし、奥様は歩行が困難。できるだけ移動距離を縮めるため、寝室横の物置を浴室に改修することに。

 寝室から直接、浴室に入れることで動線も良くなり、移動の介助も、ご本人様の負担も少なくすみます。浴槽への出入りを補助する手すりも設置。「わが家のお風呂」「家族と一緒の入浴」に奥様は大変満足され、「浴槽には一人で入ってみる」とおっしゃったそうです。無口な奥様のその言葉にご主人様は、今回の住環境改善の効果を肌で感じられました。

入浴しながらの娘とのおしゃべりが今では妻の元気の素

 娘様も入浴の介助に、週に何回か来られます。奥様は入浴時の娘様とのおしゃべりが楽しくて仕方がないそうです。寝室の横に浴室があるため、「力のない私も、母を介助できるの」と介助がラクになったことを娘様も実感。

 そんなお二人が入浴中おしゃべりされる声を聞いてご主人様は「妻は入浴サービスでは得られない心地よさを感じているようですよ」。今では入浴が、奥様の楽しみの1つとなっています。




玄関横の物置スペース

浴室新設後
物置を改修し、寝室横に浴室を新設。ベッドからの距離も近く、移動や介助がラクに。

トイレリフォーム前 トイレリフォーム後
立ち座りが困難なため、和式便器に据置台を置いて使用されていました。
床面をフラットにし、洋式便器に取り替え。さらにL型手すりを設置し、立ち座りをラクにしました。
玄関リフォーム前 玄関リフォーム後
玄関框が高いため、不安定な台を置き、踏み台代わりにされていました。
可動式の踏み台を設置。車いす利用時は、玄関下の空間に踏み台を押し込めるようにしました。
玄関に上がる際に、身体を支えられるように手すりも設置。
施工店: パナソニックエイジフリー介護チェーン
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