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具体的な改善方法は? 住宅改修講座 手すりは住宅改修の基本
手すりの分類と役割

一口に手すりと言っても、用途から3つに分かれます

1.歩行支援となる手すり
・目的‥ 歩行時の身体の支え、歩行経路の誘導
・特徴‥ 廊下や階段などに連続して設けられているもの
・取り付けポイント
   ‥ 連続してつけることが重要で、途切れてしまう場合は、渡っていけなくては役に立たない

2.動作支援となる手すり(握りバー・握り棒)
・目的‥ つかんで身体を支えたり引き寄せたりするなど、動作時の姿勢の保持
・特徴‥ 場所が決まれば長さは必要なく、ワンポイントの握りでも有効
力が加えやすいように少し細めにする(握りこんで指が少し重なる程度の太さ)
・取り付けポイント
   ‥ 歩行支援用よりも大きな力が加わるので、より堅固に取り付ける

3.転落防止
目的‥高所からの転落を防ぐ目的の柵
取り付けポイント‥床面からの高さが1.1m以上が必要


手すりの役割は重心を支える基底面積を拡大し、姿勢の安定を保つことにあります。

足裏など床と接しているところで囲まれた、足もとの面積を「基底面積」と言います。この「基底面積」内に重心があれば、身体は倒れません。ところが重心は揺れているため、「基底面積」が狭いと、この面積からはみだしてしまいがちです。足を広げれば、「基底面積」が広くなるため、姿勢が安定しやすいのです。
きをつけの姿勢
基底面積が狭く、倒れやすい
休めの姿勢
基底面積が広く、倒れにくい
この、「基底面積」を広げるために、手すりが有効になってきます。

有効な支持点の位置
次の動作にスムーズに移行するには、支持点は身体よりも前にある必要があります。
良い姿勢
体重を足の親指の付け根で支える姿勢
→前に踏み出しやすい
悪い姿勢
かかとの方で支えると腰が引けた姿勢になりやすい
→後方荷重になるため、前に進みにくい


説明している内容はあくまで原則的なものです。身体の条件、住宅の条件、ご家族の条件などに応じたきめ細かな検討が必要になります。経験とノウハウが伴わないと、実用上問題が生じることがあります。

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