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具体的な改善方法は? 福祉リフォーム事例集
住まい総合:5.  寝室からトイレまで「一人で行ける」動線をつないだ玄関土間の床上げ
住環境改善のポイント


和式トイレを洋式トイレに替えたい
  ⇒和式便器から洋式便器に取替え

  ⇒土間、トイレ床を居室レベルに床上げ

ベッドの位置変更
  ⇒ベッド端座位から手が届く位置に手すり設置

  ⇒寝室内での歩行器,車いすでの動作スペースの確保

外出しやすい玄関にしたい
  ⇒玄関幅全体を踏み台代わりに改修

  ⇒2段式手すりの設置
本人の状況

87歳・男性
要介護度4
虚弱高齢
下肢がかなり不安定
立ち上がり困難
屋内・屋外で歩行器または
車いすを使用


公的補助の活用

●介護保険  180,000円
●助成金    300,000円



トイレまで車いすで行けるから、転ぶ心配もなくなりました

 「和式トイレを洋式トイレに」それがご家族様からのご依頼でした。寝室から土間を挟んで約1.5mのところにあるトイレは、健常な人から見れば目の前にあるという感覚。しかし移動に歩行器や車いすが必要なお父様には、寝室・トイレの間の土間がその距離を遠く感じさせていました。

 そこで、洋式トイレへの改修と同時に、土間、トイレを居室レベルまで床上げして、車いすを使っての移動を可能に。
「これならトイレまで、転ぶ心配なく一人で行けるよ」とご家族もご納得。車いすが方向転換できるスペースも確保した土間の床上げは、トイレまでの距離をぐんと近づけました。


トイレリフォーム後



床上げして、寝室からトイレまでの段差を解消。

車いすでトイレまで一人で移動できるようにしました。


寝室〜トイレ

トイレリフォーム前

寝室から土間を下りた ところにあった、行き来が困難なトイレ。 汽車式トイレで立ち座りもつらかった。


寝室〜玄関・トイレリフォーム前 寝室〜玄関・トイレリフォーム後
寝室〜玄関
寝室からトイレの間には、 高い段差があり、移動が困難。


寝室〜玄関・トイレ
寝室から外へ出る時やトイレまでの動線を短く。
ベッド横から玄関やトイレまで、手すりを設置。


上り下りしやすい15cmの玄関段差だから外出への意欲も湧きますよ

 玄関幅全体を踏み台にしたその段差は、1段約15cm。病院で上り下りされていた階段段差以下に設定しました。その横には、身体を支える2段の平手すりを。下肢が不安定なお父様も、腕でしっかり支えられることで、玄関での不安も軽減。「玄関を上がるのに苦労していたのが嘘のよう」と、改修後はためらわずに出かけられるようになりました。

 段差の解消は動作をラクにしただけでなく、寝室から出ることへの不安感を少なくしました。それが、一人で外に出たい・・・というお父様の意欲につながったのです。


玄関リフォーム前

広い土間が玄関に。框(かまち)が高く、出入りが大変。

玄関リフォーム後


土間スペースをかさ上げし、 玄関を出入りする動作をラクにするために、段差を上りやすく、踏み台と手すりを設置しました。

玄関から寝室のベッド横までつながった手すりで、お父様の外出への不安感を軽減。






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