自宅で介護、どうする? お世話の知恵百科 2.体を清潔に
身だしなみを整える

つい見落としがちな歯のケア。実は全身の健康にもつながります。
洗顔や歯みがきなど、身だしなみを整えることは、生活のリズムを整え、
気持ちもさわやかにします。リハビリを兼ねてできる限り自分でやってもらい、
できない部分をお手伝いするようにしましょう。
歯ブラシが使えないときは、口腔ブラシを用意します。
口の中の細菌を誤って呑み込むために起こる誤嚥性の肺炎は、お年寄りにとって恐ろしい病気のひとつ。口の中が健康であれば食欲も増進し、会話も弾み、結果として脳を活発に使うようになります。このように、日々の歯みがきは全身の健康にも、大切な役割を果たしているのです。
切りにくい爪には はさみ型の爪切りを。
お年寄りの爪は硬くてもろいので、入浴や手浴後の爪が柔らかくなっているときに切るとラクです。マヒのある方の爪はかたく、皮膚にくいこんで切りにくくなっている場合がありますので、はさみ型の爪切りで丁寧に切り落とします。一度に全部切ろうとせず、ある長さまで切ったら、あとはヤスリで整えます。