自宅で介護、どうする? お世話の知恵百科 1.食事のお世話
食事の準備と食器

背筋をのばし、ものを飲み込みやすい自然な姿勢にします。
お年寄りがスムーズに食べるには、まず安定した姿勢が大切。扱いやすい食器なども積極的に利用して、食べやすい環境を整えましょう。

座ぶとんやクッションで姿勢を安定
起き上がれるお年寄りなら生活のリズムをつくるためにも寝床と食卓は別にして。座った時は、背筋を伸ばし、人が一番ものを飲み込みやすい姿勢にします。後ろに反りかえった姿勢は、気管に食べ物が入りやすいので注意をします。
ベッドで食事をする場合は、なるべく体を起こすように工夫します。


( 食べやすい姿勢 )





○ 背筋を伸ばした姿勢 × そりかえり
気管に食べ物が入りやすく、むせやすい。
× 前かがみ
食道がふさがって食べにくく、こぼしやすい。

食べやすい食器は、自立の意欲を高めます。
こぼれにくい、持ちやすい、滑らないなど、お年寄りや障害のある方に使いやすい食器が多く市販されています。これらを上手に使えば、お年寄りが自力で食事を楽しめる場合も多くなります。







すくいやすい
お皿
握りやすく変形できるスプーン、フォーク バネつきはし こぼれないコップ両手つきカップ

タオルやシャツをエプロンの代わりに。
最近では、さまざまな機能と形のエプロンが市販されています。それを利用するのもいいですが、枚数が必要なエプロンだからこそ、身近なものを利用してもいいですね。


ビニール製のふろしきなどを、首のうしろで洗濯ばさみでとめます。


普通のエプロンに、食べこぼしを受けるポケットをつけると便利。
古いシャツを後ろ前に着れば、袖口までカバーできます。 
バスタオルを首のところだけくりぬき、ひもをつけると洗濯がラクです。