自宅で介護、どうする? お世話の知恵百科 1.食事のお世話
食事のお世話のポイント
食事は決まった時間に家族と一緒にとることが基本です。

年をとるとかむ力も飲み込む力も低下し、甘味や塩味がわかりにくくなります。そんなお年寄りに配慮した食卓の心配りがほしいですね。



1:食事の前は心もからだもすっきりと
排泄をすませ、おむつの場合も取り替えます。手を洗ったり、口をすすいだりして、清潔にしてからお食事に。気持ちもすっきりして、食欲増進にもつながります。
2:食事は家族みんなで楽しく
食事は一定の時間に家族と一緒にとることが大切。起きられる場合は起こし、寝たきりの場合でも、家族の近くに寝具を置くようにしましょう。お年寄りを決して一人で食事させない配慮が必要です。
3:家族と同じメニューにひと工夫
別のメニューを用意するより、家族と同じものの方が喜ばれます。味や量、盛り付けなどを工夫して。また、量は少なくても品数を多くして、栄養面のバランスにも気をつけます。

4:お年寄りも家族もゆったりと
お年寄りの食事に時間がかかるのはしかたがありません。どんな忙しい時でもせかさないで。こぼしたりしても、「汚い」、「また?」は禁句。こぼしてもいいように、テーブルの上にタオルを敷いたり、たけの長いエプロンでテーブルの上までカバーするなどの工夫もしましょう。お年寄りのペースに合わせる心のゆとりが必要です。